● ハミルトン山(リック天文台)

今日はシリコンバレー在住者でさえあまり知らない渋いスポット「ハミルトン山(リック天文台)」をご紹介しましょう。
シリコンバレーに赴任になると、ヨセミテ、レイクタホ、ハーフムーンベイ、サンタクルーズ・・・など一通り行かれると思いますが、ここは知らずに終わってしまう人も多いのではないでしょうか。私もアダルトスクールの先生に教えてもらうまでは全く知りませんでした。サンノゼ在住者なら車で1時間ちょっとで行きますので、サンフランシスコからも2時間ちょっとで行けますから、日帰りドライブにはいいと思いますよ。
まず行き方なんですが、ハミルトン山に続く道はHamilton Rd.(130号線)の1本だけです。ただそこへ行くまでの道が2つあります。Alum Rock Ave.(130号線)とQuinby Rd. です。基本的にはガイドブックなどには前者の方しか紹介されていないようですが、後者はもちろん地元在住のアダルトスクールの先生に教えてもらいました。くぱちは編集長の使命として!?両方の道を試してみましたが、かかる時間はさほど変わりませんので、ぜひとも両コースを試すことをお勧めします。それぞれにいいところがあるんですよ。私の場合、行きにQuinby Rd.、そして帰りに130号線をそのまま降りてきてAlum Rock Ave.から680→280で帰ってきました。Quinby Rd.をずーっと上っていくと、途中で何軒かの豪邸を目にします。そのあたりの車が止められそうなところで適当に降りて目前に広がる景色を見てください。

サンノゼの町が一気に見下ろせます。もうそのすばらしさといったらありません。思わず見た瞬間「うわーーーーー!!」と声をあげてしまうこと間違いなしです。ツインピークスなどからサンフランシスコの町を見下ろすことはあっても、あまりサンノゼの町をこうしてみることはないので、ほんとびっくりですよ。ここに載っている写真ではそのすごさをあまり表せていないのが残念です。ぜひみなさんご自分の目で確かめてください。そしてしばらくそのすばらしい景色に見とれた後、さらに上っていってそして下ると(要するに一山越えなければなりません)、Hamilton Rd.(130号線)にぶつかりますので、それを右折します。このQuinby Rd.がガイドブックに載っていないわけは、道の狭さと急さだと思います。いかにも地元の人の道という感じで、舗装はきちんとされていますが、やはりずーっと下から130号線を使ってくるよりは道は険しいです。でもその代わり130号線よりも美しいサンノゼの景色が用意されているわけです。
さあ、山頂に着きました!実際ハミルトン山頂自体はリック天文台しかありませんし、そんなに広くもありません。ただこの天文台は世界的に見てもかなり大きなものだそうなので、一見の価値ありだと思います。またリック天文台から東に0.5マイル行くと120インチというもっと大きな反射鏡を持つ天文台(リック天文台は36インチ)があります。星や宇宙の写真などをみてさらにロマンチックな雰囲気に浸るのも良いでしょう。
それからまだ情報未確認ですが、どうやらナイトショーといって、一般の人にも星を見せてくれるようです。ただ事前にチケットが必要だとか言う噂もあってくぱちもよく分かりません。ごめんなさい。それから定期的にコンサートなども催しているようです。
さあ、一通り見学が終わったら、あとは130号線をそのまま下りるだけです。こちらのよいところは、道が広くわりとなだらかなこと、そして途中で湖があったり、公園があったりします。そしてQuinbyで見たよりもはるかにすごい豪邸がたくさん見られます。ふもとに下りると680へのアクセスもいいので、やはり一般的にはこちらの道が好まれるのでしょうね。でもせっかく秘密の道を知ったのですから、多少遠回りになる方もぜひ試してみてくださいね。
そしてもし”ナイトショー”についての詳細情報をゲットした方は、ぜひくぱちまでメール下さい!

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