ポイントレイ国立海岸公園


          ひたすらこのような道を進みます


           周りは牧場になっています

【3日目】 ボッデガベイからポイントレイ海岸国立公園へ寄って、サンノゼの自宅へ

今回の旅のテーマは「徹底したリラクゼーション」でしたので、チェックアウト直前に最後の贅沢としてフェイシャルをやってみました。フェイシャルは日本でもやったことがあったのですが、今回はヨーロピアンフェイシャルというのを試してみました。一瞬アンチエイジングフェイシャルというのにも惹かれましたが(^^;)、さすがにまだ30代なのでそれは早いかなと思い、ほとんど見栄でヨーロピアンフェイシャルを選びました(爆)。全50分のコースで、最初はホットタオルを顔に巻いたり、クリームを塗ったりと気持ちの良いトリートメントが続いていましたが、突然ものすごい痛みが!!結局最後までなぜあんなに痛かったのかよく分かりませんでしたが、どうやら鼻の周りの毛穴?を掃除していたようです。恐らくピンセットみたいなもので、鼻をがりがりやられていたのでしょう。あまりの痛さに涙が出てしまいました。でもこれもきれいになるため、と思い一生懸命我慢しましたが、ちょっともうヨーロピアンフェイシャルはやりたくないかなって感じでした(^^;)。ああ・・・美しくなるには痛さを伴うものなんですね・・・。簡単に美しくなれる方法ってないんでしょうか???(^^)

チェックアウトを11時過ぎにして、そのまま1号線を南下して本日の目的地ポイントレイ国立海岸公園へ向かいました。山道であまり飛ばせないので、公園入口の街ポイントレイステーション(Pt. Reyes Station)まで1時間半ぐらいかかります。その街でランチ用のサンドイッチ(これまた田舎町にはそぐわない高級なデリで、銀座のデパ地下で買うような高さでびっくり(^^;))を購入して、1号線からSir Francis Drake Bl.に乗り換え、国立公園へ入っていきます。公園内の道はひたすら上の写真のような道が続き、周りが牧場になっていて、のどかな雰囲気です。途中何カ所か牛が道を横切る場所がありますので、くれぐれも牛さんたちを引かないように気をつけてくださいね。どこまでもどこまでも同じ風景が続くので、ちょっとドライブも飽きてしまいそうになりますが、それだけ敷地の広さを感じました。どのぐらい走ったでしょうか?行きは終点が分からないのでかなり長い時間走ったような気がしましたが、帰りに計ってみると、実際には3、40分ぐらいのようですね。

景色も牧場一色から、少し左右に海が見えてくるようになってきました。ここまでくればあともう一息です。途中景勝ポイントがいくつかありますので、ぜひそこに立ち寄ってみてください。くぱちは、もうそれは大感動でした。ちょっと写真ではすごさが伝わりにくいと思いますが、とにかく絶景です!季節がよいと、岩の上にシーライオンが見えるそうですが、かなり崖の高さがあるので、仮にいたとしても黒い点ぐらいにしか見えないかもしれません。


                   真上から見た海


                   横から見た海


この景色のおかげで、少々単調気味になっていたドライブにわくわく感が戻ってきました。でもなんてことはない、ここから最終目的地の岬まではたったの5分でした。しかし、残念なことに、くぱちが行った水曜日は展望台が休館日でした(ちなみに火曜日も休み。開館時間は木曜ー月曜日の10:00amー4:30pm)。しかも、岬の駐車場から本当の岬の先端の展望台までの道がクローズになっていて、車で行くことはできませんでした。元気な人は歩いて展望台まで行っていたようですが、看板に「展望台まで4マイル」と書いてあったので、くぱちたちは断念しました・・・。

かなりのロングドライブで、途中何カ所か立ち寄ったので、もうこの時点で2時を回っていました。というわけで、ちょうどよいベンチがあったので、そこで買ってきたサンドイッチを食べることにしました。目の前には下のような景色が広がり、天気はいいし、もう最高のランチでした!でもベンチの数はそれほど多くないので(というより2カ所のみ)、ランチ時は取り合いになるかも!?でもそもそもこの国立公園内にシーフードレストランがあるようで、そこはけっこう有名らしいのです。リサーチ不足にショック!!というわけで、展望台には行けなかったし、レストランにも行けなかったので、絶対近いうちにリベンジ旅行をしようと思っています。


          この景色を見ながらランチ!最高!


                  波の拡大写真


展望台まで行けなかったので、私たちにとってはこの岬の駐車場が最終地点になってしまいましたが、本来はここも単なる途中の景勝地点なのでしょうね。少し歩いたりできるトレイルがありますが、そんなに広いところでもないので、ランチを食べ終わったあと、そそくさと退散することになりました・・・。でもこの時点でまだ3時過ぎ。まだまだ帰るには早すぎます。ということで途中ポイントレイ サウスビーチと書かれた看板があったので、急遽そこへ立ち寄ってみることに。いわゆるこれがさっき岬の駐車場から眺めていたビーチでした。上からの眺めもアメリカの雄大さを感じましたが、間近で波打ち際を見るのもまた違った良さがありますね。かなり波も高いので、これはサーファーにはたまらないだろうなあと思いきや、”サメが多いのでサーファーは自分の責任の下でやってください”という注意書きを発見し、なるほどそれでぜんぜんサーファーがいないのか、と妙に納得してしまいました。そしてもしランチを買ってきて公園内で食べようと思っている方は、さきほどの駐車場よりはこのビーチで食べた方がいいかもしれません。なぜなら駐車場のベンチはあくまでも景勝スポットとしてのベンチなので、食べたりするようには作られてはおらず、また観光客がぞろぞろ歩いていますので、あまり落ち着いて食べられるような雰囲気ではありません。ですから、静かなビーチでゆっくり食べた方が気持ちがよいと思います。そしてぜひこの海を上からと下からと両方見てくださいね。
ビーチで30分くらいのんびりし、4時頃帰途につきました。ちょうどラッシュアワーの時間帯になってしまい、サンフランシスコからオークランドあたりまで混みましたが、まあそれでもなんとか6時にはサンノゼの自宅に到着できました。

【今回の旅の感想】

昔は予定を立てずに行き当たりばったりの旅が好きでしたが、最近はきちんと前もってリサーチして簡単な旅程表を作って行くようになり、効率よくいろいろなところに行けるようになりました。それでも今回はポイントレイ国立公園のリサーチが甘く、いくつか失敗してしまいました。でもとにかく天気が良かったのが何より(それもそのはず。天気予報をばっちりチェックして行ったのですから)で、ゆったりとした予定の中にもほどよくアトラクションや観光を取り入れて、バランスのよい旅行になったと思います。まだまだこのポイントレイ国立公園は攻め甲斐がありそうです。近いうちにリベンジで行って、新たな情報を掲載したいと思いますので、みなさん期待していてくださいね!

2005/4/6

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