●電話セールス撃退法                      

    

 

アメリカに来て、あまりの電話セールスの多さに辟易している方が多くいらっしゃることと思います。その数といったら、日本の比ではないですよね。しかも、ちょうど会社から帰ってくるころを見計らっているのか、なぜか夜7時くらいになるといっせいに電話が鳴り出す。ましてや訳の分からない英語でしゃべりまくられたら、それだけでものすごいストレスです。今回は、そんなストレスを一気に失くしてくれる、とっておきのサービスをご紹介します。

その名も「National Do Not Call Registry」。まさにそのまんまやんけ・・・(^^;)。

くぱちもこのサービスを知って、すぐさま登録しました。そしたらその効果が現れたのか、その後電話が来なくなりました。まさに「National Do Not Call Registry」さまさまです!

National Do Not Call Registry は国の消費者保護機関であるFederal Trade Commission(FTC)によって運営されています。ですので名前は変ですが(^^;)、政府系機関がやっているちゃんとしたサービスなんです。そしてもちろん登録は無料です。

下記に簡単にサービス内容をまとめておきました。

                

登録後すぐにその情報はDo Not Call Listにアップされ、業者は登録日から3ヶ月以内に電話セールスをストップしなければいけない
個人用電話番号のみ登録可能。ビジネス用電話は不可。携帯はOK
1回の操作で3回線まで登録可能。3回線以上登録したい人は、2度に分けて手続きすればよい
有効期限は5年
何らかの理由(例えばバケーションで一時電話をdisconnectにしたとか、料金の未払いでdisconnectになったなど)で一瞬でもdisconnect すると、その後すぐに電話がつながっても、リストから登録抹消されているので、再登録しなければならない。そしてその場合は、すべて再登録した日からのカウントになる(すなわち再登録した日から3ヶ月以内は再び電話セールスがかかってくる可能性あり)
この法律は、業者の電話セールスのみに適用。慈善事業や調査は対象外
違反した業者には最高$11,000の罰金が課される
もし違反電話を受け取ったら・・・FILE A COMPLAINTで手続き。その際、電話を受け取った日、会社名またはその会社の電話番号が必要になるので、必ずメモしておくこと。(ふーむ、あの早口の英語を聞き取れって言うのはかなり困難ですな・・・(^^;)。どうせこういう業者はCaller ID には出ないだろうし・・・)

 

とにかく登録も無料で簡単だし、あのストレスからも解消されるということで、くぱち超お勧めのサービスです!日本へ帰ることになっても、電話を解約すれば自動的にこの登録も抹消されるので、帰国後についての心配も無用。登録はこちらです。

ただ、1つ疑問なのは、あの最も忌々しいファックスセールスはこれに含まれるのでしょうかね?一応ファックスも来なくなってはいるので、対象になっている感じはするのですが・・・。あのファックスを一方的に送りつけてくるファックスセールス、あれほど腹立たしいものはないと思いませんか?まだ生身の人間が一生懸命セールスの電話をかけてくる方がマシです。しかもこっちの紙を無駄に消費されるし。それから電話を取ると自動音声になっているやつ。あれも超むかつきますよね。アメリカにはむかつくセールス方法がたくさんあります。あんなんでその会社のサービスを受けようとか商品を買おうと思う人っているのでしょうかね?あ、ごめんなさい、神聖なる!?コラムが怒りの捌け口になってしまいました・・・(^^;)。

そんなわけでみなさん、このようにムカムカしないためにも、このサービスはお勧めです! (2004/5/9)

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