● 車の個人売買


これがいわゆる"ピンクスリップ"です。上の部分はREG 138Aというフォームで、売買当日切り離して売主がサクラメントのDMVに郵送するものです。 下の部分はREG. 17.30Rというフォームで買主がDMVに提出するものです。

 

アメリカ生活を始める人、アメリカ生活にピリオドを打つ人、どちらの場合もほとんどの人に必要なのが、車の売買です。日本ではあまり車の個人売買は一般的ではありませんが、アメリカではごく普通のこととして行われています。時々「SALE」マークをつけて走っている車も見かけますね。この豪快さは、いかにもアメリカって感じがします(^^)。
というわけで、今日はこの「車の売買」に関するプロセスをご紹介していきましょう。個人同士の車の売買だなんて、最初はドキドキしますが、慣れてしまうとなんてことはありません。ディーラーを通して売買するよりもちろん得なので、ぜひトライしてみて!


○車を買う


車の探し方はいろいろありますが、やはり個人から買う場合は、インターネット( http://world.gokinjo.net/classifieds/top.html?ACODE=usaa.0US.0ca.945 )や日系スーパー掲示板(サンノゼだとミツワ)でのムービングセールチェックがとりあえずは安心でしょう。次にサンノゼマーキュリーニュースのクラシファイドやAUTOTRADE.COMなどのウェブサイトおよび雑誌もいいですね。


でもいい買い物をするには、やはりその車の適正価格を掴んでおくことが最も重要です。 相場は通称ブルーブック(正式にはKelley Blue Book) といわれる車の売買に関するサイト http://www.kbb.com/ で調べることができます。
中古車を買う場合は、USED Car ValuesのGoをクリックし、GET BLUE BOOK VALUES の欄に年式、メーカー、車種をプルダウンで選び、一番下の”Retail Value”をクリックします。Retail Value とは、ディーラーから車を買う場合の相場のことです。通常個人売買の場合は、このRetail Value より2000〜2500ドル安く買うことができます。ですからディーラで買うよりお得なのです!!


さて、希望の車を見つけたら、早速売主にコンタクトして、交渉開始!

購入が決まったら、さあここからは買主のあなたがDMV(Department of Motor Vehicle)での車両登録をしなくてはなりません。 しかも購入日より10日以内に行わなくてはいけないので、その予定も考慮に入れた上で購入日を決定しましょう。

車両登録に必要なものは次の4つです。
@ピンクスリップ(CERTIFICATE OF TITLE)(売主所有)
A領収書(宛先、日付、金額を入れてあれば、フォームは自由)
BSMOG CHECK CERTIFICATE(通常は売主がチェックを済ませてくれます)
CVEHICLE TRANSFER FORM (DMVオフィスに置いてあります)
※領収書は私の場合は一応用意はしていきましたが、DMVに提出はしませんでした。

当日DMVでは、登録料と車の購入金額にかかる税金をその場で支払う必要があるので、小切手帳か現金を持参することをお忘れなく。クレジットカードは受付けてくれません。
しかも税金がけっこう馬鹿にならない。例えば17000ドルの車を購入した場合の支払いは1253ドルでした。もちろん税金ですので、これより高い車を購入すれば、支払う税金額も多くなりますし、これより安い車であれば安くなります。確かくぱちが最初に買った車は9000ドルだったのですが、そのときは800ドルくらい払ったような気がするなあ・・・。あのときは、まさかこんなにたくさん支払うなんて知らなかったので、突然の出費で痛かったなあ・・・(^^;)


登録手続きが終わると、忘れたころに?ピンクスリップと車両登録証が郵送されてきます。車両登録証とは、後ろのナンバープレートの右上に小さい四角のシールが貼ってありますよね。例えば”2002.NOV.”というように。これは登録の有効期限を表し、年毎にシールの色が違います。最近は年と月のシールが別になっていて、年だけのシールを交換するようになっているみたいですね。

期限月の2ヶ月くらい前に、更新手続きの書類が送られてきます。更新手続きは、インターネットで行うこともできます。

○車を売る


車の探し方同様、やはり相手が日本人のほうが何かと安心。車の売買は危険もつき物ですから、まずはインターネット( http://world.gokinjo.net/classifieds/top.html?ACODE=usaa.0US.0ca.945 )や日系スーパー掲示板(サンノゼだとミツワ)に広告を出しましょう。次にサンノゼマーキュリーニュースのクラシファイドやAUTOTRADE.COMなどのウェブサイトおよび雑誌がいいでしょう。ただし、新聞などのクラシファイドは個人の場合は無料ですが、AUTOTRADE.COMやe-bayといったウェブサイトは、登録料や手数料が取られますので、そのことを考慮に入れた上で利用しましょう。


さて次に重要なのは、いくらで売りに出すかです。自分の車の相場を調べるには通称ブルーブック(正式にはKelley Blue Book) といわれる車の売買に関するサイト http://www.kbb.com/ で調べることができます。車を売る場合は、USED Car ValuesのGoをクリックし、GET BLUE BOOK VALUES の欄に年式、メーカー、車種をプルダウンで選び、2番目の”Private Party Value”をクリックします。Private Party Value とは、個人に売る場合の相場のことです。一番上の”Trade-In Value”というのは中古車ディーラーに売る場合の相場です。通常この2つの相場は1500ドルくらい違います。また実際ディーラーに持っていくと、必ずと言っていいほど、このTrade-In Valueよりは低く見積もりされますので(なぜなら自分はExcellentと思っていても何かと理由をつけてGoodにして見積もろうとするため)要注意です。ですから、個人売買の場合は、ディーラーに売るよりも2000ドルくらい高く売ることができますのでお得なのです!!


さて、買主との交渉がまとまり、売買の日が決まったら、売主としてそれまでにやっておかなければいけないことがあります。
それはスモッグチェックです(これは別に売主が必ずやらなければいけないということではありませんが、通常売主が行います)。 スモッグチェックは、20ドルから30ドルくらいで、ガソリンスタンドや修理工場などでできます。30分くらいで済むものですので、気軽にいつでも行って行うことができます(場所によっては予約が必要なことがあるかもしれませんが)。AAAに加入しているならば、AAAでアポなしでその場でやってもらえます。そして「SMOG CHECK CERTIFICATE」を発行してもらいます(DMVの更新手続きのためのスモッグチェックだと自動で情報をDMVに送るだけで、Certificateを発行してくれない場合がありますので、ちゃんと前もって売買のためのチェックなのでCertificateが必要な旨言っておきましょう)。
その次にやっておいたほうがいいのは、DMVに行って「VEHICLE TRANSFER FORM 」という書類をもらっておくことです。これは売主と買主の両方のサインが必要ですので、事前に用意しておくことで、売買当日、1回ですべての手続きが終了します。


ここまでやっておけば、あとは当日上記(車を買うの項をお読みください)の4つの必要書類を買主に渡すだけで終了です。ただし、ピンクスリップの上の部分(REG 138A)は記入後切り離し、売主が5日以内にDMVに郵送しなければなりません。
車の個人売買はさほど難しいことはありませんので、お互いにお得な個人売買をどんどん活用しましょう!


VEHICLE TRANSFER FORM

<後日談>
掲示板でご指摘がありました。最近はピンクスリップの様式が代わり、ピンクスリップに直接オドメーターの情報を記入し、売り主と買い主のサインをできるようになったので、そういう様式のピンクスリップの場合は、Vehicle Transfer Form は提出不要になったようです。  (2005/6/18)

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