ボッデガベイ2日目


注:写真はChanslor Ranchのものです


Chanslor Ranch入り口 の看板

【2日目】 ボッデガベイ

ボッデガベイでのアトラクションをリサーチしていたとき、上左の写真を見て「これやりたい!」と思い、すぐさま予約。当日は天気も良好で最高の乗馬日和でした。写真の光景を想像しながら、いざChanslor Ranch へ!Bodega Bay Lodge & Spa からは1号線を北へ10分くらいいったところの右側にあります。完全予約制とまではいきませんが、ここだけに限らずホースバックライディングは前もって予約をしておいたほうが無難です。くぱちは、このくぱち旅行記のソノマ編に書いてありますが、以前予約をしなくて苦い経験がありましたので、今回はきちんと前もって予約を入れておきました。そして予約時間の30分前に集合です。

乗馬中の注意及び説明を受け、さあ、馬に乗ってインストラクターとともに出発!この日は平日だったせいか、私たち二人だけでした。しかし、あれれ??horseback riding ON THE BEACH というのに海はいったいどこ・・・???そうなんです。まず丘を越え海辺へ馬で下りて行かなくてはいけないんです。そして結局1時間半のコース中、ビーチを歩いたのはたったの5分。しかも写真のように海の中を歩くわけでもなく、砂浜をちょこっと歩いた程度でした。というわけで、乗馬自体は楽しいのですが、いわゆる通常の山の中を歩くホースバックライディングとなんら変わりはなく、ビーチを馬で駆け抜けられる!みたいなのを想像していくとかなりがっくりするでしょう。でもとにかく青空の下での乗馬は最高に気持ちよかったです。しかしそのあとでくるあの恐ろしい筋肉痛は覚悟しておいた方が良いでしょう。運動不足のくぱちは3日苦しみました・・・(^^;)。


シーフードレストラン”TIDES”


レストランデッキから見ることができます


ちょうどRanchへ戻ってきたときにはランチの時間(韻を踏んでます(^^))。ということで、ボッデガベイで唯一まともな!?シーフードレストラン”TIDES”へ。これも1号線沿いにあります。まあ味も雰囲気もそこそこという感じですが、ここ以外はほとんど何もないのでよしとするしかありません。しかし、くぱちが気に入ったのはここのお土産ショップと、写真のようにシーライオンが見られること。ふだんまったくお土産ショップに興味を示さないくぱちですが、ここのTシャツはすごくデザインがしゃれていて、思わず真剣に物色してしまいました。残念ながらTシャツ生地の質がいまいち気にくわなかったので購入はしませんでしたが、でもシャツ以外の小物類などもセンスが光ってました。またレストランの隣にあるミニスーパーも場所にそぐわず高級感があって、見ているだけで楽しいです。そして見ているだけで楽しいと言えば、なんといってもシーライオン。けっこうたくさんいるので、彼らの動きを見ているだけで時間はあっという間にたっていきますね。カリフォルニアに長く住んでいる人には、シーライオンなんて今更珍しくもなんともないかもしれませんが、私は何度見てもかわいくてじーっと観察してしまいます・・・(^^)。


2日目の主要イベントは午前中のホースバックライディングと夕方のスパ体験でした。よってランチの後2時間ぐらい時間が空いたので、ホテルから見えたビーチを実際に見に行くことにしました。そこはDoran Regional Park となっていて、入場料$4かかりますが、行く価値はあると思います。キャンプOKになっているので、たくさんのキャンピングカーが停まっていました。マイナーなビーチのさらにマイナーな公園なので、めぼしいものは何もありませんが、その何もないというのが最高じゃあないですかあ。浜辺を歩いたり、岩に座って海をぼーっと見ていたら、あっという間に時間が過ぎていきました。


Doran Regional ParkからのBodega Bay の眺め

ぼーっとしているくぱちです


いったんホテルに戻り、身支度を整えた後、午後のイベント、スパ体験をしに”OSMOSIS”へ。ここはボッデガベイというよりも、ソノマの人気観光スポットとして有名のようです。よって場所もボッデガベイとソノマの中心地Sebastopol とのちょうど中間ぐらいの、Freestone という街にあります。Freestone は昼食に訪れたOccidental の隣町です。ホテルからは、1号線を南下し、途中Bodega HWY に乗り換え(左折)、さらにBohemian HWY に乗り換え(左折)、その道沿いの右側にあります。思えば、数年前にソノマへ行ったとき、まさにこのOSMOSISへ行きたかったのですが、予約が一杯でだめだったのでした。今回はそのときの経験を生かし、乗馬同様、ちゃんと旅行前に予約しておきました。

夕方4時半の予約だったのですが、余裕をもってホテルを出たら、ホテルからは15分くらいで着いてしまい、なんと予約より1時間も早く到着してしまいました(^^;)。さすがに受付の人も「ずいぶんとお早いですねえ・・・」と苦笑いしていましたが、実はこれがかえってラッキーでした。というのも、ここには散策できる日本庭園があり、まさにリラックスして気持ちを落ち着けるために設計されているので、ここでもまたのんびりできるのです。


こんな素敵な小道を歩いて日本庭園入り口へ


座って瞑想をするところだそうです


まさにご覧の通り、ここがアメリカだなんてとても思えません。しかし完全な日本でもありません(苦笑)。この瞑想をする場所も、けっこう中国ぽかったし、日本庭園の奥に牧場の芝生が見えたりと、ところどころ笑えるところがあるのですが、でもよくぞここまでがんばって作ってくれたと、賞賛に値するものには違いありません。というのも、オーナーは日本人かと思ったら、日本で修行を積んだアメリカ人だったのです。とにかく庭園は一見の価値ありなので、ぜひみなさん早めに行って散策することをお勧めします。予約の30分ぐらい早く到着すると良いと思います。
マッサージを選んだ人は、まさにこの良い雰囲気の森の中でマッサージを受けることができます。ぜひ次回はマッサージも試してみたいものですが、今回は夫婦二人でスパ体験!が目的でしたので、私たちはCedar Enzyme Bath(ひのき酵素風呂)に挑戦しました。

まずは和室で箱庭を眺めながらお茶をいただきます。ミントが入っていてすっとします。おいしいものではありませんが、なんとなくクセになる味です。そして更衣室で浴衣に着替え(水着着用でもOKですが、やはり日本人としては裸が一番!)、檜風呂の部屋へ。思ったより小さい部屋ですが、檜のくずでできているお風呂?に素っ裸になって入り、仰向けに寝ます。他のお客さんはいませんので、気にせず裸になれます。笑顔のやさしいスタッフが檜のくずをかけてくれます。そして待つこと5分。いやはやサウナが苦手なくぱちにとっては、5分でもけっこうぎりぎりでした。スタッフが様子を見に戻ってきて、冷たいタオルで顔を拭いてくれたり、水を飲ませてくれたりします。そしてさらにもう5分。かなり苦しくなってきました。そしてまたさっきの繰り返し。そしてさらにもう5分。もうくぱちは限界でした。スタッフの方もそれを察してか、合計15分で終了しました。慣れている人は何分でも大丈夫だそうですが、それでも20分以上はやらないようにしているようです。
ひのき酵素風呂の後は、シャワーで体中についた檜のくずを洗い流し、浴衣を着て、リラックスルーム?に移動します。そこではただ単に20分間ヒーリングミュージックを聴きながら、布団の上に寝ているだけです。20分たつとスタッフが起こしに来てくれて、これで50分のこのコースは終了です。
以上のように、ひたすらすべてがゆったりと上品に時間が流れている感じなので、リラクゼーションにはもってこいだと思います。たまにはこんな贅沢もいいのではないでしょうか?でもとにかく混んでいるので、予約は必須です!


こうして今日も充実した一日を過ごしましたが、唯一くぱちとしては失敗がありました。それはホテルの無料ワインサービスの時間に間に合わなかったこと。せっかく昨日の埋め合わせにチップ持参で行こうと思っていたのに。まあしょうがないです。ワインはお金を出してちゃんと飲みましょう。ということで、この日の夕食はホテル自慢のレストラン”THE DUCK CLUB”で食べました。賞をとったレストランというだけあって、とてもおいしかったです。あ、ちなみにこのホテル、AAA提携ホテルの中の数少ない4つ星ホテルだそうで、まあ確かにきれいだし、いろいろな面で行き届いていました。お勧めのホテルですよ!

2005/4/5


3日目へ

トップページへ戻る

Copyright 2005 All rights reserved.